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「うつ病で働けない」
「働くのが怖い」
「社会復帰したいのに体が動かない」
このような悩みを抱えている方は少なくありません。
近年では、精神疾患による休職や離職が増加しており、「就職できない」「復職が不安」という相談も増えています。しかし、その背景には“気持ちの問題”だけではなく、脳機能の低下が関係しているケースも多く存在します。
本記事では、うつ病で働けなくなる原因や、社会復帰に必要な視点、そして「就労移行支援」と「TMS治療」を組み合わせた新しい支援の可能性について解説します。
「頑張れば働けるはず」
「気合いが足りないだけでは?」
うつ病を抱える方の中には、周囲からそのように言われ、自分自身を責め続けてしまう人もいます。
しかし実際には、うつ病によって脳の働きそのものが低下しているケースがあります。 特に関係しているのが、「前頭前野(ぜんとうぜんや)」と呼ばれる脳の部位です。
前頭前野は、
・意欲
・判断力
・集中力
・感情コントロール
・行動の切り替え
などを司る重要な領域です。
うつ病になると、この前頭前野の活動が低下し、
・朝起きられない
・何もやる気が出ない
・人と話すだけで疲れる
・集中できない、ミスが増える
・外出が怖い
といった状態が起こりやすくなります。
つまり、「働けない」のは根性不足ではなく、脳機能の低下によって起きている可能性があるのです。
うつ病の方の多くは、本当は働きたいと思っています。
・社会復帰したい
・家族に迷惑をかけたくない
・早く復職したい
・就職して自立したい
そう考えているにも関わらず、身体や脳がついてこないのです。
この状態で無理に就職活動を進めたり、焦って復職したりすると、再発や再休職につながることも少なくありません。
そのため、「気合いで戻す」のではなく、脳機能とメンタル状態を整えながら段階的に社会復帰を目指す視点が重要になります。
近年、就労移行支援を利用して社会復帰を目指す方が増えています。
就労移行支援とは、障がいや精神疾患のある方に対して、
・生活リズム改善
・コミュニケーション訓練
・ビジネスマナー
・PC訓練
・就職活動支援
・職場定着支援
などを行う福祉サービスです。
しかし一方で、
・通所そのものができない
・朝起きられない
・不安が強すぎる
・面接になると動悸が出る
・集団環境に耐えられない
というケースでは、就職支援だけでは改善が難しい場合があります。 つまり、「働く訓練」の前に、「脳と心の回復」が必要なケースが存在するのです。
そこで近年注目されているのが、「TMS治療(経頭蓋磁気刺激治療)」です。 TMS治療とは、磁気刺激を用いて脳の特定部位を刺激し、低下した脳機能の改善を目指す治療法です。
特に、うつ病で活動低下が見られやすい前頭前野へのアプローチが行われています。
TMS治療の特徴
・薬を使わない治療法
・副作用が比較的少ない
・外来で受けられる
・前頭前野機能へのアプローチ
・治療中の会話も可能
海外ではうつ病治療として広く活用されており、日本国内でも導入医療機関が増えています。 もちろん、すべての方に同じ効果が出るわけではありませんが、「薬だけでは改善しなかった」という方にとって、新たな選択肢になる可能性があります。
うつ病からの社会復帰では、「医療」と「福祉」が分断されているケースも少なくありません。
例えば、
・医療機関では診察だけ
・福祉事業所では就職訓練だけ
という状態になると、「脳の回復」と「社会復帰支援」が別々に進んでしまいます。
しかし本来は、
・メンタル状態
・脳機能
・生活リズム
・対人不安
・就労能力
を総合的に見ながら支援することが重要です。 そのため、近年では「医療×福祉連携」の重要性が注目されています。
うつ病は、外から見えにくい障害です。そのため、
・本人も状態を把握できない
・周囲に理解されにくい
・無理をして悪化する
という問題が起こりやすくなります。
そこで重要なのが、「メンタル状態の見える化」です。
例えば、
・睡眠状態
・不安レベル
・集中力
・疲労度
・脳機能状態
・活動量
などを客観的に把握することで、
「今は休むべき時期なのか」 「就職活動を進められる段階なのか」 「復職準備に入れる状態なのか」
を判断しやすくなります。 感覚だけではなく、状態を客観視することが、再発予防にもつながります。
うつ病で働けなくなると、
自分には価値がない
もう社会復帰できない
一生このままかもしれない
と感じてしまう方もいます。
しかし実際には、
脳機能へのアプローチ
適切な医療
段階的な支援
安心できる環境
医療と福祉の連携
によって、少しずつ回復していくケースも数多くあります。 大切なのは、「無理に働かせること」ではなく、「再び社会とつながれる状態を作ること」です。
うつ病で働けない状態は、単なる甘えではなく、脳機能低下が関係している可能性があります。
特に、
・意欲低下
・不安の増大
・集中力低下
・前頭前野機能の低下
などが重なることで、「社会復帰したいのに動けない」という状態が生まれます。
そのため、
・就労移行支援
・TMS治療
・医療×福祉連携
・メンタル状態の見える化
などを組み合わせながら、総合的に支援していくことが重要です。
「働けない=終わり」ではありません。
適切な支援によって、少しずつ社会復帰への道を作っていくことは可能です。
うつ病、パニック障害、発達障害の特性緩和に。 米国で効果が証明され、副作用が極めて少ない「薬に頼らない新しい選択肢」です。 薬物療法で効果が出なかった方の約60%に改善が見られると言われています。
こんなお悩みに
・仕事に集中できない、判断力が落ちた
・イライラ、そわそわして落ち着かない
・気分の落ち込み、疲れが取れない、眠れない
当事業所での測定事例(メンタルチェッカー使用)をご紹介します。
うつ状態で来所された方が、わずか15分のTMS治療を受けただけで……
ストレス・緊張: 大幅ダウン(平均値内へ)
安定性・活力・自制心: 劇的に上昇!
脳の前頭前野が活性化し、自律神経が整うことで、発汗や代謝アップを実感される方も多いのが特徴です。

図の折れ線グラフは、うつ病の方が約15分間のTMS磁気治療を受け、施術前後に精神測定機器による約1分間の測定を行った結果を示したものです。
緑色の折れ線グラフが施術前、赤色の折れ線グラフが施術後を表しています。
ご覧いただくと分かる通り、すべての項目において改善が確認されており、TMS磁気治療による変化が明確に表れています。