2022/04/22
こんにちは。
いつもブログをご覧になって頂きありがとうございます。
リワーク守口では、毎週、就労に関する授業を開講しております。
本日はその中の一つ、『合理的配慮』の授業を紹介致します。
合理的配慮とは・・・
人により、障がいや疾患、国籍、性別、年齢などが異なるように、働く上での困りごとは人それぞれです。
困りごとがあるまま働くと、非効率な業務に繋がったり、他の人との違いにより様々な我慢をしてしまったりするなど、本人にとっても会社にとっても望ましくない状態になりがちです。
そういったことを防ぐために、お互いが働きやすい状態を実現することを目指し、
周囲が必要なサポートや配慮を検討、実施することを『合理的配慮』と言います。
日本においては、2016年に法律で制定されました。
現在は民間企業の合理的針は「努力義務」ですが、
2024年から「義務」へと変更されます。
雇う側も、雇われる側も覚えておきたい要素です。
★合理的配慮のPoint
1.本人の申告が大事!
言われていないことまで配慮する、ということはいくらなんでも難しいことです。
配慮してほしいこと、知っておいてほしい自分の特性、そういったものがあれば必ず自分から申告するようにしましょう。
2.配慮される側とする側、お互いの話し合いが大事!
合理的配慮は、本人が求めたことが全て実施されるとは限りません。
企業にとっては実現不可能な配慮も当然あります。
本人が考えている「配慮してほしいこと」
企業が考えている「配慮できること」
は初めから一致していることは少ないです。
話し合った上で、互いに合意をした配慮内容にすることが大切です。
3.自分でできる対処は努力しよう!
上記の通り、企業側が全ての配慮要望に対して対応してくれるとは限りません。
自己対処により、働く上での困りごとを解消できることもあります。
例えば・・・
主治医に相談する
服薬管理で症状を抑える
対策を企業側に打診する(例えば聴覚過敏の症状がある場合、ヘッドフォンの使用の許可を求める等)
自身でも症状や特性に対して努力している、という姿勢が企業側に伝わると
企業側としても人任せではないといった印象が伝わり、互いに良い関係が築けます。
以上の三つのPointを抑えておくと、
合理的配慮が必要になった時に役に立つでしょう。
どんぐりの会では、他にも様々なプログラムを用意しております。
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