2022/03/07
こんにちは。
いつもブログをご覧になって頂きありがとうございます。
本日は、リワーク守口のプログラムの一つ、『働く上で必要な配慮』をご紹介致します。
『配慮』は、正式には『合理的配慮』と言い、障がいのある人とそうでない人の機会や待遇を平等に確保し、支障となっている事情を改善、調整するための措置です。
自分にはこういう障がいがある、こういう症状がある、ということを企業側に伝えることによって、それぞれの障がい、症状に対して企業側が働きやすい環境になるよう『配慮』を行ってくれます。
オープン就労を選択した場合は、職場に対して自分にとって必要な配慮を伝える必要があります。
また、クローズ就労の場合でも、自分の障がいの症状は伏せつつ配慮してほしいことを伝えることはできます。
どちらにせよ、配慮の『伝え方』が大事になってきますので、そこを本日は学んで頂きました。
Point1・・・自分から伝える
オープン就労なのだから、言わなくてもわかってくれるはず……
向こうから聞いてきてくれるはず……
というのはNGです。
もちろんそこまで気を利かせてくれる企業もありますが、そうではなかった場合、自分の欲しい配慮が一向に伝わらない事態になってしまいます。
現在『合理的配慮』は企業側の義務となっていますが、配慮が欲しいのは自分です。
配慮が行われなくて困るのも、やはり自分。
配慮は自分から申し出るようにしましょう。
Point2・・・伝えるタイミング
企業側としても、配慮を行う準備が欲しい場合があります。
なので、とにかく早めに伝えるようにしましょう。
面接時や採用時に伝えるのが良いですね。
Point3・・・単なるワガママにならないようにする
『合理的配慮』を行うことは企業側の義務なのですが、しかしそれと同時に負担が重い配慮は行わなくても良いことになっています。
つまり、あまりにムチャな要求は通らないということです。
例えば、
・通院の為に毎週火曜日は休みたい。
・突然体調が悪くなる時があり、その場合は薬の服用をする為に10分程度の休憩が欲しい。
こういったものであれば『配慮』として通るでしょう。
しかし、
・突然体調が悪くなる時があり、その際はその場で帰らせてほしい。
こういった内容ですと、もちろん頻度にもよるのですが、基本的には受け入れて頂けないことが多いです。
ただ内容を相談することはできますので、配慮かワガママかで迷ってしまったら企業と話し合うようにしましょう。
この他にも、様々な『配慮』に関するPointをリワーク守口では学ぶことができます。
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