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「自分軸をつくろう」うつの改善にも役立ちます

2021/06/28

こんにちは。
いつもブログをご覧になって頂きありがとうございます。

 

 

本日、リワーク守口では「自分軸をつくろう」の講座が行われました。

 

 

 

自分軸とは、「自分がどうありたいか」ということが基準になっている考え方、生き方のことを言います。

今回の講義では「自動思考」をキーワードに自分軸について利用者様に考えていただきました。

 

 

 

「自動思考」とは、【出来事に対するとっさの評価】のことであり、

またその評価を間違って下してしまうことを「認知の歪み」と言います。

この認知の歪みを起こしてしまうと、気分が落ち込んでしまったり不安になってしまったりと気持ちがネガティブな方向に流れてしまいます。

 

 

 

例えば、

上司から今日は違う仕事をして欲しいと言われたとします。

この時に認知が歪んでいない人は

「あぁ今日は違う仕事なんだな」

と感じるだけなのですが(この感じることが自動思考です)

認知が歪んでしまっている人は、

「自分ができない人間だから違う仕事に回されたんだろうか」

「このまま仕事をたらい回しにさせられるだけなんだ」

とマイナスに捉えてしまいます。

 

 

 

もちろん認知の歪みは誰にでも起こり得ることですが、認知の歪みが強くなってしまうとずっとネガティブな思考に支配されてしまって抑うつ等の症状に陥ってしまうこともあります。

そうならないように自動思考をポジティブに保ち、認知の歪みを小さくすることが大切です。

 

 

 

一つ有効な手法として、

「合理的な反論」といったものがあります。

例えば上記の仕事の例でしたら、もし自分が一度は「自分ができない人間だから違う仕事に回されたんだろうか」と感じで落ち込んでいたとしても、

「前の仕事がうまくいったから今日はもっと上のランクの仕事に回されたのかもしれない」

「ただ単に上司の気まぐれで違う仕事になっただけかもしれない」

といった風に気持ちを切り替えることができます。

これが合理的な反論です。

 

 

 

講座の後半では、利用者様同士でグループワークを行っていただいて、

「どんな時に認知の歪みが起きてしまうのか」

「そんな時にどういった合理的な反論を行えばいいのか」

を話し合っていただきました。

 

 

 

参加された利用者様からは
 
『自分は認知の歪みが強いので、よくない結果ばかりを考えてしまうが、皆と合理的な反論について考えていると気持ちが軽くなってきた。』
 
『ネガティブになりすぎない考え方のポイントが良く分かった。認知の歪みについて考えたこともなかったので参加して良かった。』
 
などの感想をいただきました。
 
 
リワーク守口ではこの他にも様々なプログラムをご用意しております。
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